手塚治虫原作「アラバスター」ー手塚治虫×荻田浩一のオリジナルミュージカル上演決定

美しく繊細な世界観に定評のある演出家・荻田浩一が長年温めてきた、知る人ぞ知る手塚治虫原作の「アラバスター」をベースに、個性豊かなキャストと共におくるオリジナルミュージカルの上演が決定。ミュージカル『アラバスター』は、東京公演を2022年6月25日(土)~7月3日(日)東京芸術劇場プレイハウスにて、大阪公演を7月10日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。

本公演の原作「アラバスター」は、1970年から1971年にかけて週刊少年チャンピオンに連載された作品で、美しいものを妬む、人間の深い心の闇を鋭く描いたSF犯罪サスペンスである。手塚治虫自身が“嫌悪する作品”として挙げている一方で、連載時からのファンも根強く存在している異色作。

【アラバスター】は、自身のソロコンサートのほか、舞台やミュージカルで活躍するLE VELVETSの宮原浩暢。ヒロイン亜美に思いを寄せる少年【ゲン】に、ダンスボーカルユニットLeadのメンバーとして活動しながら、ミュージカル等でも活躍する古屋敬多、アラバスターを追う冷酷無慈悲な捜査官【ロック】に矢田悠祐が抜擢。
その他、亜美の養い親である元検事の【小沢ひろみ】と【力仁】の親子をAKANE LIV、馬場良馬がそれぞれ演じる。更に、治田敦、田村雄一、遠藤瑠美子、穴沢裕介、岩橋大が名を連ね、歌とダンスに一層深みを与える。
そして、ヒロインの【亜美】を、宝塚歌劇団・月組トップスターとして活躍し、退団後も舞台や映像で幅広く活躍する涼風真世が務める。涼風は、「荻田さんWORLD(世界観)を信じ、透明な身体を持つ「亜美」として生きる覚悟です」と意気込みを語った。透明な身体を持つ亜美を、七色の声を持つ涼風がどう表現するのか、新たな表現方法にも注目だ。

人間の奥底に潜む“復讐・憎悪の心”と“歪んだ愛”を主題とし、欲望が渦巻く世界で翻弄される人々の運命を描いたミュージカル『アラバスター』は、東京公演を2022年6月25日(土)~7月3日(日)東京芸術劇場プレイハウスにて、大阪公演を7月10日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。

https://musical-alabaster.com/

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